VLOGCAM用マイクおすすめ9選|ZV-1F・ZV-1 IIの音質を上げる選び方【2026年版】
ソニーのVLOGCAM(ZV-1F・ZV-1 II・ZV-E10 IIなど)は手軽にきれいな映像が撮れる一方で、「屋外だと風の音がうるさい」「少し離れると声が小さくなる」と感じる方が多いカメラでもあります。こうした悩みは、外部マイクを足すだけで大きく改善できます。
先に結論をお伝えします。VLOGCAM用のマイクでおすすめなのは、撮影スタイルに合わせた次の選び方です。
- 一人で歩きながら話す方:小型のショットガンマイク「SENNHEISER MKE 200」。風切り音に強く、カメラに付けるだけで使えます
- カメラから離れて話す・動き回る方:ワイヤレスマイク「DJI Mic」または「RODE Wireless GO II」(楽天市場では現行モデルのDJI Mic Mini 2S・RODE Wireless GO(第3世代)が購入できます)
- ソニー純正で配線をなくしたい方:「Sony ECM-B1M」(ただしMIシュー対応機種に限られます)
- 室内での配信が中心の方:USBマイク「Blue Yeti Nano」
本記事では、Vlogカメラに外部マイクを付けるメリットから、指向性・接続方式の選び方、他社製品との比較、取り付け手順、よくある質問まで順番に解説します。
VLOGCAMのマイク選びでおすすめを知る前に|外付けマイクは必要?
内蔵マイクの3つの弱点
VLOGCAMの内蔵マイクは手軽に使えますが、次のような弱点があります。
- 風切り音:屋外では「ボボボ」という風の音が入りやすい
- 環境音の混入:周囲の音もまとめて拾うため、街なかでは声が埋もれやすい
- 距離に弱い:カメラから1〜2m離れると、声が遠く小さく聞こえやすい
カメラ本体の操作音やレンズの駆動音を拾ってしまうことがあるのも、内蔵マイクならではの悩みです。
外付けマイクでVLOGCAMの音質を上げられる理由
外付けマイクを使うと、狙った方向の音だけを拾える(指向性)、口元の近くで録音できる(ワイヤレス)、風防で風の音を抑えられるという3つの効果が期待できます。視聴者は映像の多少の粗さには目をつぶっても、聞き取りにくい音声ではすぐに離脱しがちです。VLOGCAMの音質向上は、再生時間を伸ばすうえでも効果の大きい投資といえます。
Vlogカメラ用外部マイクの選び方|3つのチェックポイント
① 指向性:単一・全指向性・双指向性の違い
スタジオドリップ代表・ごうさんのnote記事では、マイクの指向性を次の3種類に分けて説明しています。
| 指向性の種類 | 音を拾う範囲 | 向いている撮影シーン |
|---|---|---|
| 単一指向性 | 主に正面方向 | 自分の声をはっきり録りたい一人喋りVlog |
| 全指向性(無指向性) | 360度すべて | 環境音も含めて臨場感を残したい旅Vlog |
| 双指向性 | 正面と背面 | 対面でのインタビュー・対談 |

Vlogで迷ったら、まずは単一指向性を選ぶと失敗しにくいです。
② 接続方式:3.5mm・MIシュー・USB・XLR
フジヤカメラの解説記事によると、カメラへの外付けマイク接続には一般的に3.5mmステレオミニプラグが使われ、電源不要のプラグインパワーに対応しているとのことです。古い機種には2.5mmのプラグを採用するものもあり、その場合は変換アダプターで3.5mmマイクを使えます。プロ向けのマイクで使われるXLR端子は、ファンタム電源による電源供給が可能です。
ソニー製品の場合は、シュー経由で接続するMIシュー対応マイクという選択肢もあります。ケーブルが不要になるのが利点ですが、対応機種が限られるため、購入前にお使いのカメラが対応しているかを必ず確認してください。
③ 有線とワイヤレスのどちらを選ぶか
前出のnote記事では、有線タイプ(3.5mm/XLR)は安定した録音ができ、ワイヤレスタイプ(Bluetooth/2.4GHz)は動きながら撮影するVloggerに向いていると整理されています。目安は次のとおりです。
- カメラを自分に向けて手持ちで話す → 有線のオンカメラマイク
- 三脚に置いて離れて話す、二人で話す → ワイヤレスマイク
【タイプ別】VLOGCAMにおすすめのマイク9選
ショットガンマイク(オンカメラ)3選
SENNHEISER MKE 200
小型で持ち運びやすく、風切り音に強いデザインのマイクです。カメラに挿すだけで使えるプラグアンドプレイで、歩き撮りVlogに最適です。一方、低音がやや弱いという指摘もあります。
SENNHEISER MKE 400-II
3.5mmステレオミニプラグを採用した動画撮影用のショットガンマイクです。MKE 200よりも本格的な収録をしたい方に向いています。
Sony ECM-B1M
デジタル接続に対応しており、ノイズが少なく高音質です。ソニーのカメラと相性が良い一方で、MIシュー対応カメラでしか使えません。
このほか、フジヤカメラの記事ではRODE VideoMic Go IIやSONY ECM-G1もVlog向けとして紹介されています。
ワイヤレスマイク2選
DJI Mic(現行モデル:DJI Mic Mini 2S)
初代DJI Micは高音質でバッテリー持ちが優秀で、14時間分の内部録音機能があり、収納ケースで充電できます。ただし執筆時点の楽天市場では初代の新品在庫が見当たらなかったため、現行モデルのDJI Mic Mini 2S(送信機2台+受信機+充電ケース)を掲載しています。販売ページでは28時間分の内部ストレージ、32-bitフロート内部収録、2段階のAIノイズキャンセリングが特長として挙げられています。
RODE Wireless GO II(現行モデル:Wireless GO 第3世代)
Wireless GO IIは小型軽量でクリアに録音でき、通信距離は最大200mです。風の影響を受けやすいため、ウィンドジャマーを併用しましょう。執筆時点の楽天市場ではII(第2世代)の新品在庫が見当たらなかったため、後継の第3世代モデルを掲載しています。
USBマイク・ハンディレコーダー4選
Blue Yeti Nano
使いやすくコスパの良いUSBマイクで、室内収録や配信に最適です。屋外撮影には向きません。
audio-technica AT2020USB-X
室内での配信におすすめのUSB接続マイクです。掲載している商品は、ポップノイズを抑えるポップフィルター(AT8175)とのセットです。
SENNHEISER Profile USB Microphone
こちらも室内での配信におすすめのUSB接続マイクです。
ZOOM H1essential
カメラとは別に音声を録るハンディレコーダーです。上位機ではTASCAM Portacapture X8なども選択肢になります。
おすすめマイク比較表
| 製品名 | タイプ | 接続・電源の仕様 | 主な強み | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| SENNHEISER MKE 200 | ショットガン(オンカメラ) | プラグアンドプレイ | 小型・風切り音に強い | 低音がやや弱い |
| SENNHEISER MKE 400-II | ショットガン(オンカメラ) | 3.5mmステレオミニプラグ | 本格的なオンカメラ収録 | — |
| Sony ECM-B1M | ショットガン(オンカメラ) | MIシュー(デジタル接続) | ノイズが少なく高音質・ケーブル不要 | MIシュー対応カメラ専用 |
| DJI Mic | ワイヤレス | 収納ケースで充電 | 内部録音14時間・バッテリー持ちが優秀 | 価格はやや高め |
| RODE Wireless GO II | ワイヤレス | 通信距離 最大200m | 小型軽量・クリアな音声 | 風に弱くウィンドジャマー必須 |
| Blue Yeti Nano | USBマイク | USB接続 | 室内収録・配信向けでコスパ良好 | 屋外撮影には不向き |
価格は販売店や時期で大きく変わるため、表では省略しています。購入時に最新価格を確認してください。
他社製品との比較|ソニー純正か、RODE・DJIなどか
マイク:ソニー純正と他社マイクの違い
ソニー純正のECM-B1Mはケーブル不要でノイズに強いのが魅力ですが、対応機種が限られるのが弱点です。一方、SENNHEISER・RODE・DJIのマイクは3.5mm端子やワイヤレス接続のため、カメラを買い替えても使い回しやすいのが強みです。将来ほかのメーカーのカメラやスマートフォンでも使う予定がある方は、他社製の汎用マイクをおすすめします。
カメラ:VLOGCAM同士の違い(センサーサイズ・画角)
マイクを選ぶ前に、ご自身のカメラの特徴も押さえておきましょう。
| 機種 | センサーサイズ・有効画素数 | レンズ(画角は35mm判換算) |
|---|---|---|
| VLOGCAM ZV-1F | 1.0型・約2010万画素 | 20mm超広角単焦点 |
| VLOGCAM ZV-1 II | 1.0型・約2010万画素 | 18-50mmズーム |
| VLOGCAM ZV-E10 II | APS-C・約2600万画素 | レンズ交換式 |
ZV-1Fは超広角の単焦点で自撮りに特化した、価格を抑えたい方向けの機種です。ZV-1Fでマイクを使う場合は、軽さを損なわない小型のMKE 200や、ワイヤレスのDJI Mic Mini 2Sの組み合わせが好相性です。
ズームも使いたい方にはVLOGCAM ZV-1 IIが候補になります。ZV-1 II・ZV-E10 IIを比較したnote記事では、ZV-1 IIは電子式手ブレ補正のアクティブモードで歩き撮りでもブレにくく、ソロクリエイターに勧めやすい機種と紹介されています。ただし、レンズ固定式のため超広角や単焦点らしいボケ表現を求める方には物足りない場合がある点も指摘されています。ZV-E10 IIは先代の弱点だったAFなどが改善されたと評価されており、画質を突き詰めたい方向けです。
Canon・DJI・Panasonicのカメラを選ぶなら
Canon・DJI・Panasonicからも、Vlog向けのカメラは販売されています。比較する際は、センサーサイズ(暗所の強さ・ボケ)、広角端の画角(自撮りで背景が入るか)、手ブレ補正の方式(電子式かジンバルによる機械式か)、重さ、価格帯の5点を各社の公式スペックで並べるのがおすすめです。たとえば、歩きながらの撮影でブレを抑えたい方はジンバル一体型カメラ、レンズ交換で表現の幅を広げたい方はミラーレスが向いています。どのカメラを選んでも、マイク入力端子の有無とマイクを取り付けられるシューの有無は必ず確認してください。
VLOGCAMマイクの取り付け方とアクセサリー
取り付けと設定の手順
- カメラの電源を切った状態で、マイクをシューに取り付けます
- 3.5mmケーブルをカメラのマイク端子に挿します(MIシュー対応マイクは不要)
- 電源を入れ、試し撮りをして音量メーターを確認します
- 声を出したときに音量メーターが振り切れないよう、録音レベルを調整します
- 本番前に必ずイヤホンなどで再生し、ノイズがないか確認しましょう
風防(ウィンドジャマー)は屋外では必須
屋外でのVlogでは、ふわふわした毛の風防(ウィンドジャマー)があるだけで風切り音が大きく減ります。前出のnote記事でも、RODE Wireless GO IIは風の影響を受けやすいためウィンドジャマーが必要とされています。マイク本体と同時に購入しておくと安心です。
グリップでマイクの取り付け場所を確保する
ZV-1シリーズは小型なぶん、マイクとライトを同時に付けたいときに取り付け場所が足りなくなりがちです。そのような場合は、マイクとLEDライトを取り付けられるZV-1対応JJC金属ハンドグリップのようなアクセサリーが便利です。楽天市場で4,877円(税込・記事執筆時点)で、1/4インチのネジ穴から三脚にも直接取り付けられます。
よくある質問(FAQ)
Q. VLOGCAMの内蔵マイクだけでも十分ですか?
静かな室内でカメラとの距離が近い場合は、内蔵マイクでも十分なことがあります。ただし、屋外や1m以上離れて話す撮影では、外部マイクを使うと聞き取りやすさがはっきり変わります。
Q. ワイヤレスマイクとピンマイクの違いは?
ピンマイク(ラベリアマイク)は、服に付ける小型マイクのことです。ワイヤレスマイクは送信機と受信機で無線接続するもので、DJI MicやRODE Wireless GO IIのように「ワイヤレスのピンマイク」として使える製品が主流です。
Q. 屋外撮影で風切り音を防ぐには?
風防(ウィンドジャマー)を付けるのが最も効果的です。あわせて、風上に背を向けて話す、MKE 200のような風に強い設計のマイクを選ぶといった工夫も有効です。
まとめ
VLOGCAMのマイク選びは、撮影スタイルで決めるのが近道です。
- 一人で歩き撮りVlog:SENNHEISER MKE 200(小型・風に強い。低音はやや控えめ)
- 離れて話す・動き回る撮影:DJI Mic(バッテリー重視)/RODE Wireless GO II(小型軽量。風防は必須)
- ソニー純正でケーブルなし:Sony ECM-B1M(MIシュー対応機種のみ)
- 室内での配信:Blue Yeti Nano(屋外には不向き)
ZV-1Fのマイクとして小型のショットガンマイクを1本付けるだけでも、VLOGCAMの音質は大きく向上します。まずは今の撮影で一番困っている音(風・距離・環境音)を思い浮かべ、それを解決できる1台から始めてみてください。


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